台湾で過去25年間で最大規模となるマグニチュード7.4の地震が2024年4月3日に発生し、地域収入の約70%を観光業に依存する花蓮県の観光経済は壊滅的な打撃を受けた。地震後、ホテルの稼働率は約5%まで落ち込んだ。
花蓮と台北を結ぶ主要道路の損傷と、同県最大の観光名所である太魯閣(タロコ)渓谷の閉鎖により、当初の衝撃が収まった後も観光客の足は遠のいたままだった。事業者たちはそれぞれの形で対応を迫られた。ガイドのリャン・シューンチュー氏はタクシー運転手に転じ、宿泊・小売業に携わるチェン・レイジア氏、ライ氏、ハワード・イエ氏らも同様の混乱を語っている。
政府は2024年7月から融資保証と宿泊費補助を導入したが、記事で引用された当局者は、観光が地域経済の中心を占めている以上、復興には5年から10年かかる可能性があると見積もっている。